「有明小記念シャツ」製作秘話⑶《事務局案 記念シャツの種類決め》

その3《事務局案 記念シャツの種類決め》

「記念シャツ」と言っても、Tシャツ・ポロシャツ・ユニフォームなど種類や素材、プリント方法まで作り方や値段は様々です。



積立金の予算は決まっているので、その中で製作できる最大限にいいものを

昨年度の事務局メンバーでリサーチしました。



そして、いくつかの候補案の中から決まったものが

「ユニフォーム型」 「ラグラン半袖」 「ポリエステル100%」

襟は2色展開できる「切替エリ」です。


この時、すでに中国では「新型コロナ」の流行が始まっていました。


2020年度の児童数・正規の教員数を合わせると400名前後。

こどもから大人までのサイズの在庫問題や生産工場が中国だった場合、

4月以降どうなるか見えないことも懸念されていました。


そこで、サイズや在庫数を気にしなくても製作できる、「昇華転写プリント」を採用することになりました。

白い生地に、色味を含めたすべてのデザインを熱で染める印刷方法で、

染めた後に各サイズにカッティング、縫い合わせるというものです。

(担当業者さんのHPより)


通常、既存の無地のTシャツにロゴや、デザインをシルクスクリーンなどで

プリントするのが一般的なやり方ですが、「昇華転写」は、デザインを無制限にかつ自由に入れ込むことができます。



ここでネックになるのが「価格」。

「昇華転写」のユニフォームは、おおそよTシャツプリントの4倍ほどの価格なのです。

しかし、今回(事務局メンバーの一人がつながりのある)業者さんに頼み込み、

予算で作れる通常価格の4分の1で見積もりをしてくださることになったのです。


その4《デザインはどうするか》→